はじめに

1930年(昭和5年)に教育者による日蓮正宗の信者団体として結成された創価教育学会は、戦後、創価学会と名称を改め、
戦後の混乱期から高度経済成長期への時流に乗り、
主に物質的豊かさを求める現世利益の教義と強引な手法による折伏と呼ばれる布教によって爆発的に勢力を拡大し、日本最大級の巨大宗教団体へとのし上がっていった。
創価学会は自ら「宗教界の王者」「現代における唯一正しい宗教」「創価学会こそ仏意仏勅の正義の教団」等と豪語し、
「この妙法は祈りとして叶わざるなし」
「創価学会は不可能をも可能にする信心である」
「創価学会にはこの信心によって数えきれない程の功徳の体験者が続出している」
「我が創価学会は邪宗の害毒によって苦しむ多くの民衆を救ってきた」
などの宣伝によって多くの信者を獲得すると共に、
その信者から吸収していった資金力によって
政界、官界、経済界、学界、マスメディア界、芸能界等
あらゆる分野を支配する存在となり、創価学会が目的とする「広宣流布」が達成されるかのような勢いであった。
しかし仏国土建設の理想社会実現を目指すという創価学会の主張とは裏腹に、
創価学会は内部においても外部においても様々な問題や不祥事を起こしては社会から批判され続け、世間からは「カルト」「宗教ビジネス」「悪質商法」「詐欺団体」等のレッテルを貼られ胡散臭い団体と見なされている。
ただ、そのような創価学会であっても、例えば財力に物を言わせてテレビCMで爽やかなイメージを視聴者に植え付けようとしたり、
外部の識者に創価学会擁護をさせるなどし、世間から批判されているのは単に誤解によるものであり、実際はまともな宗教なのだといった印象を与えることによって世の中の批判をかわし好感度を上げるような対応をしている為、
たとえ問題や不祥事を起こしていても、
宗教としては認めるべきだという意見もまだまだ世の中には存在している現状にある。
しかし戦後再建されて一大勢力を築いた創価学会が、果たして正しい宗教なのか、
実際に悩める民衆を救う事ができたのか検証する必要があるし、
その検証はすでに充分に為されていると言ってよい。
戦後70年以上という歳月は創価学会を検証するには充分な期間であったと言えよう。
その検証の結果として、創価学会は自画自賛しているような唯一正しい宗教ではなく、
その正しいとする根拠はすでに崩れ去っている事が明らかとなっている。

当サイトでは創価学会が宗教の正邪・優劣の判断基準として掲げていた「三証」を用いて、創価学会の正しさの根拠が崩れ去っている事の論証としておきたい。

 


2018年9月18日 公開

時空無限

 

 

 

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